エピペンとアレルギーとすずにこ

重度の食物アレルギー(牛乳 卵 小麦)を持つ娘 りん と エピペンを片手にもつ母 すずにこ の生活ブログ

最初の誤食事件

アレルギーは良くなってきている

もしアレルゲンを摂取しても命に関わることは無くなった。

 

 

と思っていました。

 

 


アレルギー発覚~でも希望が! - エピペンとアレルギーとすずにこ

 

 

 

 

りんが2歳後半の頃

 

 

 

何も食べさせてないのに口をモグモグさせているりんに気づきました。

 

??

 

口を開けて見るとなにやら茶色い物が。

 

 

 

そしてりんは手をポケットに入れています。

 

ポケットを探るとそこには

 

小麦、卵、牛乳の含まれた焼き菓子が入っていたのです。

 

私がその日、出先で頂いた焼き菓子をバッグにいれたままにしていたのです。

 

それを見つけて開けて食べてしまったのです。

 

小さく二口程度食べたのだと思いました。

 

すぐに抗アレルギー薬を飲ませました。

 

 

食べた直後は特に変わりもなく、いつも通りにしていました。

 

普段、少しずつアレルゲンを食べていたりん。

変わらない様子から特に心配もしませんでした。

 

10分程後に嘔吐しました。

顔が赤くなっています。

 

 

アレルギーは良くなってきてると思いこんでいる私は、その嘔吐はその時大流行していた嘔吐下痢だと思いました。

 

嘔吐下痢は何度もかかっており、突然の嘔吐で始まるから。

 

熱もあるだろうと思って、測ると…熱は特にありません。

 

あれ??

いつもなら熱があるはず。

 

んん???

 

嘔吐下痢や風邪の時とは感じが違う

 

違う…

 

これは…

 

アレルギーだ!!!!

 

 

やっと、気づいた私。

 

遅っ!!

 

かかりつけの小児科へ電話し、タクシーで急行します。

 

むすめは顔を真っ赤にして泣いています。

 

小児科はすぐ近くなのですが着くまでに信号が1つだけあります。

 

それにひっかかり、信号待ちです。

なんでひっかかるのよ!!

 

 

 

何と信号待ちの時間が長いことか。

 

自分がバッグにお菓子をいれたままにしていたことを悔やみます。悔やんでも、悔やんでも、もう遅いのです。

 

小児科に着くとすぐに処置室へ。

 

かかりつけの小児科ですので簡単な問診と、診察をしてエピネフリンを打たれました。

 


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娘は大泣きしています。

 

 

 

 

 

 

かかりつけの小児科ではもう診られないので入院施設のある三次救急の大きな病院へ紹介すると言われました。

 

救急車で三次救急の病院へ。

 

救急隊の方に色々聞かれたようにも思いますがあまり記憶がありません。

 

大きな病院に着いてから救急部で点滴をしてもらったり、色々処置をしていただいたように思います。

あまり記憶がありません。

 

娘はただただ泣いていました。

 

幸い悪化すること無く軽快しました。

 

ただ、小児科でエピネフリンを打っているし、念のため経過を診るために入院となりました。

 

 

アレルギーは良くなってきてる

 

摂取しても命に関わることは無い

 

 

そう思っていた。

 

 

なんて、バカだったんだろう!!

 

ごめんね、ごめんね、ごめんね。

 

 

 

 

一晩入院し翌朝には無事退院となりました。

 

 

そして、アレルギー専門医を紹介してもらい、そちらを受診することになりました。

 

もうこんなことが無いようにと、家の中でお菓子等の保管にもより気を使うようになりました。

 

まだ2歳

 

食べていいもの、ダメなもの、そんなのわからない。

 

私がちゃんとしなきゃなのに

 

もう二度とこんなことにならないようにしよう。

 

 

そう思っていたのに、

 

 

また起こしてしまうのです。