エピペンとアレルギーとすずにこ

重度の食物アレルギー(牛乳 卵 小麦)を持つ娘 りん と エピペンを片手にもつ母 すずにこ の生活ブログ

食物アレルギーと気管支

りんだけが酷いアレルギーを持っているのは何故なのかと。

時々思うことがあります。

 

子供たち全員アレルギーがあったのは私の遺伝でしょう。

夫の家系にアレルギー持ちの人はいません。

 

でも、私も姉妹も自然と良くなったのに、何故りんだけ酷い?

 

それははっきりとはわからないと思います。

 

毎月お世話になってるかかりつけの小児科医は「もう、そういう遺伝子を持って生まれたのだからしょうがない。誰も悪くない。仕方がないよ。」

と言います。

 

ただ、今まで色々ドクターと話していて重なるキーワードがあります。

 

気管支です。


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りんは毎日気管支喘息の薬を飲んでいます。

ですが、気管支喘息ではありません。

何故飲んでいるかというと、アレルゲンの経口負荷試験のためです。

 

りんは何度も経口負荷試験を受けています。

 

とても少ない量でも呼吸器症状が出てしまい、試験を中止することがありました。

 

食物アレルギー専門のドクターから、

  • 血液検査でクラス6の陽性でも食べることができる子は多い。
  • りんが呼吸器症状が出てしまうのは気管支の状態が良くなのかもしれない。
  • 喘息の薬を飲んで気管支をコントロールしてもう一度トライしてみよう。

 

という話を受け気管支喘息の薬を飲み始めました。

 

気管支が弱いのかもしれないと指摘されハッとしました。

 

赤ちゃんの頃その可能性を指摘されたことがあったからです。

 

 

 

 

りんは生後1か月でRSウイルス肺炎になり1週間入院しました。

 

退院時に、ドクターから

「将来、気管支喘息になる可能性がある。」

と言われました。

 

 

生後小さいときにRSウイルスにかかると、気管支に細かな傷が出来て将来、気管支喘息になる子が統計的に多いとのことでした。

 

しかし、喘息になることはなく成長したので安心していました。

 

 

 

私はりんを妊娠中、切迫早産になりました。

5~10分おきにお腹が張り、なかなか治らず

ウテメリン大量投与して約2ヶ月入院しました。

早産にはならず、無事に生まれました。

 

しかし、ウテメリンの長期投与を受けて生まれた子は5歳の時点で、投与を受けていない子と比べると気管支喘息の有病率が高いということを最近知りました。

 

思い返すと、りんは風邪の時など喘鳴が出ることがありました。でもそんなものだと深く考えることもなくそのままにしていました。

 

 

気管支喘息の薬を数ヶ月飲み、気管支の状態をコントロールしてトライした経口負荷試験では呼吸器症状が出ることなく終えることができました。

 

やはり気管支が大事なのだと実感しました。

 

 

  1. 遺伝的にアレルギーの素因があった
  2.  
  3. 母親がウテメリンを長期投与された
  4. 生後早い段階でRSウイルスにかかった
  5. 喘鳴が出ていたのに適切に治療してこなかった

 

りんだけが酷いアレルギーを持っている理由になるのかもしれないと自分では考えています。